シーズン5スペシャルのさかさバトルで、自分が使っていたパーティについて簡単にメモっておきます。
最高1880(10位)/最終1828(30位)
完成度の低い構築ですが、さかさの記事はそんなに多くなさそうなのもあり、誰かの参考になればと思いメモを残すことにしました( ^ω^)
@気合の襷
メガホーン/毒毒/毒菱/がむしゃら
@残飯
10万/毒毒/身代わり/守る
@イア
恩返し/腹太鼓/蓄える/リサイクル
@ゴツメ
地震/地割れ/氷柱針/礫
@粘土
サイキネ/欠伸/リフレク/光の壁
@ノーマルZ
トラアタ/テクスチャー/身代わり/再生
<<概要>>
今回は、シーズン2シングル時(http://pisker.hatenablog.com/entry/2017/03/21/080028)と同様毒菱パを使いました。
理由としては、間違いなく刺さるという確信があったからです。
まず理由として第一に挙がるのが、毒を無効化する鋼、レヒレがほぼ居ないということ。
また、浮いているポケモンがトップメタに少ない。これも大きいです。
普段のレートだと、トップメタに が居るため、毒菱パは動きにくさを感じることも多いです。
さかさルールでは、毒菱の効かない相手がトップメタに非常に少ない(実際、使用率トップ25位までではゲンガーとカイリューのみ)ため、純粋に戦術として強力なのではないかと思いました。
そこでまず自分が最も信頼している毒菱役、ペンドラーを起用。さかさでは毒菱を無効化する毒や鋼、レヒレ等に虫技の通りが良いため、攻撃技にメガホーンを採用しました。
次にすぐ採用を決めたのがカビゴンです。
さかさのルールでは、普段以上にカビゴンの通りが良いというのが理由の一つ。
ノーマル技で全ポケモンに等倍以上を突けるためまず攻撃技の通りが非常に良い。そしてワンウエポンで良いため技スペに余裕ができやすい。また、弱点を突いてくる霊にはこちらからも弱点を突けるため、明確に苦手な相手が居ません。
そして、そんなカビゴンと毒菱サポートの相性が非常に良いことはシーズン2で分かっていたので、毒菱ペンドラー+カビゴン、これを軸とすることに決めました。
まもみが役も前回と同じく化身ボルトロスを採用。さかさでは化身ボルトの耐性はそこまで優秀ではありませんが、いたずらごころで積みエースに対しても一方的に先手を取れるのはやはり強力だと思い、他に候補も無かったため化身ボルトで決定しました。
この毒菱選出では、一つ大きな穴があります。
先発の毒菱ペンドラーが、さかさの超ウルトラスーパートップメタであるメガガルーラのグロウパンチでワンパンされてしまうことです。
この展開が苦しいのは明らかなので、ガルーラに後出しする駒としてゴツメ枠を採用する必要が出てきました。そして今回はゴツメ枠として、ガルーラ以外にも見れる範囲の広いマンムーを採用。
残りの2体は毒菱が刺さらない時用の裏選出です。
今回は軸のカビゴンが腹太鼓型なので、壁サポートとの相性も良いということで、裏選出は壁張り+壁エース+腹太鼓カビゴンという壁構築でいこうと決めました。
壁役はニャオニクス。当初はジャローダだったのですが、採用率4位のカプ・コケコに不利を取るのが痛すぎて動きにくかったため、必ず先手で動けて耐性も良いニャオニクスにしました。
そしてメインの壁エースとしてポリゴンZ。積み技がZ技のため、もう一匹の積みエースであるカビゴンが苦手な、アンコールや挑発に強いことが一番の採用理由です。
まとめると、
基本選出:++or
裏選出:++
といった感じですね(^ω^ )
<<個別考察(と反省)>>
★ペンドラー@気合の襷
努力値:52-0-220-0-0-236 陽気
実数値:142-120-137-#-89-178
毒菱役としてもう一体メジャーな存在であるとの違いは、加速によりスカーフ持ちに2度行動を取れたり、高速襷がむしゃらが強力だったりする点も大きいですが、今回に関しては相手の毒菱を回収できる点を最重視して採用しました。
PGLによるとゲッコウガの4割が毒菱型である等、さかさでは毒菱パがかなり流行っている印象があったので、相手の毒菱を回収できるペンドラーを採用することが毒菱パミラーにおいて上手く働くのではないかと考えました。
この考え自体は間違っておらず、前回同様こいつは毒菱パ始動役として極めて優秀なポケモンではあったものの、やはりこのルールではのグロウパンチを4倍で通してしまうのがあまりに辛すぎたという印象です。
ガル入りのパーティにペンドラーを初手に選出するとゴツメ枠のマンムーも必ず連れて行かなくてはならず、マンムーでガルーラを処理しきれなかった場合にパに壊滅的な被害が出てしまいます。これが一番の負け筋となってしまいました。
ちなみにこのペンドラーの攻撃技を命中安定の毒突きではなく威力重視のメガホーンにした一番の理由は、メガガルーラに後出ししたゴツメマンムーがメガガルーラを狩り残してしまった場合に、こいつが上から処理しやすくするためです。
毒突きの威力不足で削れたメガガルーラを処理しきれずに負けた試合はものすごく多かったので、もっと早くこの変更が出来ていればもう少しレートを上げられたかもしれません。
調整はSを最速抜き、残りを物理耐久に回し、一応特化メガガルーラのグロパンを高乱数で耐えられるようにしました。
☆化身ボルトロス@残飯
努力値:180-0-252-4-44-28 図太い
実数値:177-#-134-146-106-135
いつもの先制まもみがオヤジ。
いたずらごころで必ず先手で展開できるのはやはり強力でしたが、草、格闘、鋼、飛行、虫など弱点がかなり多いこのポケモンは、通常ルールよりはかなり動きにくかった印象です。
一方、さかさバトルでは相手のパーティ6匹中6匹とも毒菱が通るというパーティも決して少なくなく、そうしたパーティに対しては無類の強さを発揮することが出来たので、選出できるパーティに対してはやはり非常に頼もしい存在でした。
こいつについては正直そんなに言うことが無い...σ^_^;
Sは最速抜き。襷が潰れていれば上からの10万で縛れるためです。
なお、普段のルールだと優秀な耐性を活かせるHBが至高と思っていますが、このルールではCSベースのアタッカー気質にした方が多分強いです。
★カビゴン@イア
恩返し/蓄える/リサイクル/腹太鼓
努力値:228-0-252-0-28-0 腕白
実数値:264-130-128-#-134-47(非理想個体)
今回のパーティの軸にしてMVP。選出率は9割以上。
毒菱や壁を絡めつつ、高耐久で相手を制圧するだけの簡単なお仕事。
とにかくよく刺さっており、こんなガバガバ構築でもそこそこの勝率を出せたのはほぼ全てこの子のお陰だったと思います。
技構成の意図としては、毒菱選出する場合は蓄えるで要塞化しつつ回復。積んでいる間に相手は毒が回って勝手に倒れる。壁選出する際は腹太鼓で瞬間火力を発揮し、相手のパーティを崩す。
毒菱選出する場合でも壁選出する場合でも、エースとして活躍できるようにしようと思い、この技構成にしました。
調整はのZサイキネ耐え/スカーフサイキネ2耐え、残り物理耐久。
耐久無振りのやが無振りでも恩返しで確1なので、Aには振りませんでした。
☆マンムー@ゴツメ
努力値:252-0-252-0-4-0 腕白
実数値:217-150-145-#-81-100
ゴツメ枠。
のグロパン+捨て身1発目までを高乱数で耐えるため、後出し時にグロパンを食らった場合相打ちに持っていけると考え、採用しました。
他にも、優秀な耐性から など役割を持てる相手が非常に多く、とにかく腐りにくい物理受けとして重宝しました。つよい。
一見止まりそうに見える耐久ポケモンに対しても地割れで5割以上の勝負を仕掛けられます。
そして、忘れてはならない強みに、先制技により、ペンドラーのがむしゃらで1残った相手を無償で狩ることができる点があります。
ペンドラーが初手で毒菱を撒く→相手の攻撃で襷発動→がむしゃらを打ち退場
この流れの後マンムーを出せば、礫で1残った相手のポケモンを縛り、こちらは毒菱を撒いた上で実質1-1交換に持ち込むことが出来ます。
以上のように、物理受けとしてこのパーティに非常にマッチしたポケモンではあったのですが、元々の採用理由である対メガガルーラに関しては、物理耐久の不足からやや不安定な部分も否めませんでした。
後出しから相討ちが取れるのはねこだましから入ってくる場合とグロパン→捨て身の場合のみで、
グロパン→恩返しやグロパン→地震、グロパン→秘密ではいずれも相打ちは取れず、相手のHPが1/3ほど残ってしまいます。
これらの場合であれば死に出しペンドラーのメガホーンで縛れるためまだマシですが、最も厄介なのはグロパンからのいわなだれで怯まされ無償突破される場合と、交代読みで10万ボルトを打ってくる場合。やめてください(懇願)
以上のようにメガガルーラ受けとしてやや不安定だった点だけは惜しかったかなと。それ以外が完璧だっただけに悔やしいですね。
★ニャオニクス@光の粘土
努力値:252-0-252-0-4-0 図太い
実数値:181-#-140-103-102-124
壁選出する場合の先発要員。
このポケモンの強みは主に2点あります。
まず、いたずらごころにより誰と対面しようが関係なく壁を張れる点。 は相手のコケコと初手対面するときついです。
そして、欠伸で相手の積みの起点にならない点。
特に、メガガルーラと初手対面した際、グロパンの起点にならないのはこのルールにおいては死ぬほど重要です。
1ターン目は猫騙しを受けるとして、次のターンにあくびを打つことで、相手がグロパンしたとしても次のターン引くしかなくなり、その隙に壁を張るという立ち回りができます。
これは、メガガルーラを裏に引かせる+両壁も張れるということで展開としては完璧です。
ちなみに猫捨て身は高乱数で耐えます。
通常ルールでは悪タイプに欠伸が効かないため悪に対し何もできないのがニャオニクスの悩みの種ですが、このルールではサイキネで抜群が取れるため悪の起点になることもありません。
ただ、エレキフィールドやサイコフィールドを展開されると欠伸が効かなくなるのはかなりのネックでした。また、さわぐには欠伸を無効化する効果があるため、悪巧み+さわぐ型のにも何度か痛い目に遭わされました。
調整はの猫捨て身を耐える確率を少しでも高めるためにHB特化。ちなみにのサイキネは壁込みで確定耐えします。
☆ポリゴンZ@ノーマルZ
努力値:244-0-148-4-12-100 臆病
実数値:191-#-109-156-97-135
壁エース。
毒菱選出が出来ない時はこいつで全抜きするのがこのパーティの主な勝ち筋となります。
アンコール耐性や挑発耐性、はたきおとす耐性などを持ち合わせ、カビゴンに足りないところをうまく補える存在でした。
カビゴン同様、このルールでは攻撃技がノーマル1ウエポンで良く技スペに余裕があるため、空いたスペースに身代わりを入れて、状態異常耐性を付けることができました。
また、みがわりはストッパーとして出てくることの多いミミッキュのゴーストZを透かす意味でも重宝しました。
壁込みだとコケコの10万、ガブの逆鱗クラスの攻撃に身代わりを残すことが出来るため、急所や追加効果等の事故を出来る限り減らしつつ全抜きを狙うことができ、非常に強かったです。
調整はSが積み無しで最速抜き・Zテクスチャー後に 抜き。
残りは耐久に回しました。
物理耐久に厚くしたことで、Zテクスチャー後に対面で相手のZ技をみがわりで透かした後、シャドクロ+かげうちをほぼ確定耐えすることができます。
とりあえずパーティ紹介はこんな感じで...
またウルトラサンムーンのスペレでもさかさをやってくれると信じているので、その際は今回の反省を活かしてもっといいところまで行けたら嬉しいです。
さかさについてはどうせまた近いうちに記事を書くと思うので、今回はここまでの内容に留めておきますw
クソ記事ですが読んでくれた人ありがとうございます_(:3 」∠ )_