showdown4世代66パーティ考察① 〜のろいユレイドルスタン〜

※本記事はポケモン対戦サイト"pokemon showdown"のルール「GEN4 OU」のパーティ考察です。


〜のろいユレイドルスタンとは〜


砂パの特殊受けとしてユレイドルを起用し、のろいを搭載することで終盤での積ませ性能を狙っていくパーティ。

砂下のユレイドルは数値の上ではBCハピに匹敵するほどの特殊耐久があり、かつ砂ダメを食らわず、大爆発による役割破壊を受けにくいなど砂パの特殊受けとしては十分有力な存在であるが、そこそこの物理耐久、宿り木無効、吠える吹き飛ばし無効などの特徴からのろいを搭載すれば同時に居座りエースとしても屈指の性能を発揮しうるポケモンである。

一方、キノガッサや剣舞羽ハッサム等のトップメタに弱みを見せてしまう点、どくどくや拘りトリックに弱い点などshowdown環境では逆風も多く、エースとして位置付けるからにはそれ相応のパーティ構成上の工夫が求められるポケモンでもある。

さて、この一癖はあるものの唯一無二の魅力を備えたユレイドルというポケモンを軸にするなら、どのようなパーティ構成が一例として考えられるだろう?一匹ずつ考えていこう。


①[ユレイドル]

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まずはコンセプトのユレイドルくん。特殊受けと詰ませを担っていきますぞ。



②[砂始動枠]

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次は当然砂始動役。砂パにしないならユレイドルの採用理由は皆無なのでどちらかは必須。

ここで、カバルドンバンギラスのどちらを砂始動役にするかによって残りのパーティの組み方が変わってくる。

カバルドンユレイドルとの相性補完がバッチリ。特に格闘が一貫しないのがバンギラスとの違いで、しっかり受け回すパーティを組みたいならカバルドンを砂始動役にした方が間違いなく組みやすい。

一方、受け一辺倒のカバルドンに対してバンギラスは自身もスカーフや竜舞でサブエースとして機能できるという違いがあり、崩しに重点を置いたパーティ構成を目指すならバンギラスも十分候補になるポケモンである。



③[キノガッサ対策枠]

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ユレイドル+砂始動役の穴を埋めていくことを考えた時、真っ先に挙げられる穴はこれ。

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そう、キノガッサである。このポケモンカバルドンユレイドルのどちらに対しても無限に後出しが可能であるため、こちらもキノガッサに対して無限に後出し出来るポケモンを用意しなければサイクル負けは必至なのだ。


そこで挙がってくるのがセレビィグライオンの2匹。これらのポケモンは、キノガッサの攻撃に回復を追いつかせることができるので、安定して受けが成立する。


タイプ的な補完がより優秀なのはセレビィで、草や水・格闘の一貫を切れたり、電磁波や癒しの鈴でユレイドルへのサポート性能が抜群だったりと、準確定枠にしても良いくらい優秀なポケモンである。

ただし、このポケモンには一つだけ欠点がある。キノガッサの裏に追い討ちバンギ、ハッサムマニューラが控えていた場合一方的に狩られてしまうということだ。キノガッサ対策をセレビィに一任していた場合、これは負けに直結することになる。

この「キノガッサ+追い討ち悪」の組み合わせを重く見るなら、キノガッサ対策枠としてはグライオンが有力になってくる。地面タイプの物理受けということでカバルドンとは役割が被りがちだが、耐久地面枠というのは役割がかなり多く、過労死しがちなので2枚用意しておくこと自体は決して悪くない選択だ。


セレビィグライオンを両方採用し、キノガッサにかなり厚い構成にするのも良い。



④[鋼対策枠]

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次に辛いポケモンを考えた時、

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これらの耐久鋼勢が挙がる。これらのポケモンは、ユレイドルで非常に突破し辛い。また、セレビィを採用する場合は特にハッサムがかなり重くなりがちなので、サイクルを止めて一方的に狩れる存在が欲しくなってくる。

そこで、これらのポケモンへの切り返しとして優秀なジバコイルが有力候補になってくる。

ドータクンメタグロスに関しては身代わりで爆発の様子見をしつつ先制電磁浮遊で完封、ハッサムは剣舞型なら剣舞かバレットのタイミングで後出しすればめざ炎でサクッと狩れる。鉢巻型の場合後出ししても蜻蛉で逃げられがちなので積極的に交代読み交代を決めていきたい。


⑤[ゴウカザル受け枠]

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ここまでで一番の問題は圧倒的に、

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に対して安定して受け出せるポケモンが居ないことだ。砂や珠ダメ、ステロ等のスリップダメージが入るお陰で対キノガッサのように「無限に後出しできるポケモンを用意する必要性」は無いので、回数限定で安定して受けられるドククラゲギャラドス辺りを入れておきたい。他の候補としては、ヤドランやカイリューは役割破壊の草結びやめざ氷が怖く、スターミーは蜻蛉返りで致命傷が入るためそれぞれ安定感に欠ける部分が否めない。これらのポケモンも雷パンチ持ちのゴウカザルに関しては受けきれないが、そうした猿は物理主体の型なので、カバルドングライオンである程度ケアが出来ると割り切って良いだろう。


ドククラゲユレイドル展開の天敵となる毒菱を場に出るだけで回収できる点が頼もしく、また自身も毒菱サポートで相手パーティの崩しを早められる。高速スピンもいざという時にあると便利な技で、穴埋めとしては理想的なポケモンの一つであると言える。

ギャラドスは受け重視の型がオススメ。麻痺撒きに長けており、相手のギャラドスを始めとして受け出せる範囲がクラゲより広いのが魅力。



⑥[自由枠]


ここまでで「致命的な穴」は大体埋まったので、あと1匹は割と自由度高め。

ギャラドスがちょっと重めなのでそこをケアできるとなお良いかも。

+αで相手の高速スピンや爆発を透かすこともできるf:id:ninjask:20170724172633p:plain辺りが特に有力?



パーティサンプルとしてはこんな感じ。


ユレイドル@残飯 HDベース

岩雪崩/地震/自己再生/鈍い


カバルドン@残飯 HBベース

地震/氷の牙/怠ける/吹き飛ばし


グライオン@残飯 HBベース

地震/炎の牙/羽休め/ステルスロック


セレビィ@残飯 HBベース

サイキネ/電磁波/癒しの鈴/自己再生


ジバコイル@残飯 CSベース

放電/めざ炎/電磁浮遊/身代わり


ドククラゲ@ヘドロ HBベース

波乗り/毒菱/高速スピン/眠る



キノガッサを重く見て2枚受けにした形。

これだとギャラドスや冷Pルカリオが重いので、

ドククラゲを物理受けギャラドス(滝登り/エッジ/眠る/電磁波など)に変更

グライオンをFCロトムに変更

などのカスタマイズ案が考えられますぞ。