ポケモン 世代ごとのキャラランク推移 PART1

S 環境のトップメタ。

A 厨ポケ。

B 強ポケ。メジャーポケはここまで。

C 中堅上位。メジャーではないがある程度の使用率あり。

D 中堅下位。スペックは低くないが使用率は低い。

E マイナー上位。

F マイナー下位。

G 圏外。



フシギバナ  D A B C B A


エスパーが多い一方取り立てて役割対象もなく不遇だった初代から、そこそこ広い範囲のポケモンと互角以上に渡り合えるということで一気にメジャー入りした第二世代への躍進が目覚ましかった。

第三世代以降も、安定した種族値から役割型草/毒の代表格として存在感を示した。

第五世代では眠り粉+吠えるのコンボによりキノガッサモロバレルの存在がありながらも安定した人気があった。

第六世代ではメガシンカ獲得により再び厨ポケとして君臨、特に第六世代初期に限って言えばSクラスの使用率があった。



リザードン  D C C D D A


六世代のメガシンカによりすっかり厨ポケとなったリザードンだが、実は第五世代以前は一度もメジャー入りしたことがない。特にタイプが被っていて種族値が上位互換気味のファイヤーにはずっと劣化気味だった。

二世代では高レベルの腹太鼓エース型がそこそこの人気を誇った。

ファイヤーにも言えるが、四世代のステロの登場はこいつをかなり苦しい立場に陥れた。



カメックス  D D C D D B


初代御三家では一世代から六世代まで一貫して最も目立たない存在だった。

種族値やタイプ的に不遇なわけでは決してないのだが、ライバルの多い水タイプであるため、各世代で常に上位互換と言えるポケモンが存在。

第三世代ではドラゴンが隆興し、高速スピンによるまきびし解除と瞑想スイクンを吠えるで流す役割を両立できるカメックスは需要が上がった。

第六世代ではメガシンカでメジャー入り。広い技範囲と安定した耐久を武器に戦う。



バタフリー  F F F E D F


不遇だが、三世代で複眼眠り粉という個性を手に入れ、四世代で拘りスカーフや気合の襷といった相性の良いアイテムが登場し、五世代で催眠吹き飛ばしという強力なコンボと複数催眠の解禁、蝶の舞の獲得などで地味ながらも全盛期を迎える。この時期のバタフリーは使いこなせればなかなかの強さ。

第六世代でビビヨンというほぼ完全上位互換のポケモンが登場。ファイアローの登場や草タイプへの眠り粉無効化が追い打ちをかけて完全に衰退。メガバタフリーの登場が待たれる。



スピアー  G F G F F B


不遇ポケモンの代表格を張っていたが、まさかのメガシンカ獲得で現在は中堅とメジャーの間くらいにまで登りつめた。

4世代で相性の良い気合の襷を獲得、追い風やがむしゃら、毒菱など優秀な技に恵まれ一応実用圏内に。



ピジョット  F F F F F C


シナリオ要員として絶大な人気を誇った。対戦では個性が無い上種族値も低く誰もが認めるマイナーポケ。ORASで中堅入りを果たす。



オニドリル  F F G G G G


誰もが認める超不遇ポケモンドードリオが上位互換として君臨し、天空はるか彼方にムクホークを拝む。

それでもカモネギよりはマシな立場にいる。



サンドパン  E F F F F F


地面ポケの底辺に君臨し続けている。高速スピンを使える地面としてはドンファンが居るため需要が伸びない。



アーボック  F F E E E E


種族値が低水準で不遇だが、三世代で威嚇を獲得。これは単毒としては現在に至るまで唯一であり、格闘への繰り出し性能を得た。

蛇睨みという優秀なサポート技を持つこともあってマイナーの中では上位に位置する。



ライチュウ  D E E E E D


第一世代では波乗りを使えるためゴローニャを初めとした地面で止まらない電気という個性で目立っていた。

半端な素早さ・特攻に低すぎる物理耐久が足を引っ張りマイナーに甘んじていたが、五世代で避雷針が強化され電気に後出ししやすくなったり、六世代でSが上方修正されガブに先手が取れるようになるなど強化されてきてはいる。



ニドクイン  C C D C C C


安定した中堅ポジ。

初代では電気を完封できる存在として君臨。第二世代で格闘が流行り出してからは役割対象が電気から格闘へシフト。二世代では甘えるを使えることで対カビゴン性能を評価され、ニドキングとの重要な差になる。

四世代では毒菱という優秀なサポート技を手に入れ、砂ダメやステロダメを抑えつつ格闘やバンギラス、電気など広い範囲に不安定ながら繰り出せることから使用率上昇。

五世代で夢特性のちからづくを獲得。これは技範囲の広いニドクインと非常に相性が良く、役割重視から中速&広範囲アタッカーへとシフト。格闘全盛期で役割の多かった第五世代はニドクインの全盛期と言っても良い。



プクリン  G G G F F E


不遇ポケモン

四世代のステロ、癒しの鈴獲得でサポート役としてワンチャン出てきた。六世代ではフェアリータイプが付いたことで役割を持ちやすくなり、勝ち気という実用性のある特性を得た。



ピクシー  C B C C C A

初代ではノーマルの中でも個性の薄いポケモンだったが、第二世代で得たアンコール、月の光、腹太鼓などは耐久の安定したピクシーと相性が良く、メジャー入りを果たす。

ちなみに二世代のタマゴ技でドわすれを覚えるため、戻して使えるルールだと一世代においても強ポケ。

三世代では種族値不足が目立ち中堅にランクダウン。四・五世代ではマジックガード/天然という優秀すぎる2つの特性を手に入れるも、格闘全盛期であったため息を潜めていた。そして第六世代。タイプがノーマルからフェアリーへ変更されると活躍する下地が完全に整い、ピンクの悪魔として暴走を始めることとなる。



キュウコン  D D D D B C


特性ひでりを得るまではかなり微妙なポジションだった。

そこそこのSや積み技があるため、そこに金縛りや鬼火、催眠術を絡めていけば活躍させるのはそこまで難しくないが、やはりウインディやギャロップに劣化気味。



ラフレシア  E E E E D D


単体としてのスペック自体はそこまで低くはないはずだが、上位互換のフシギバナに邪魔されて全く日が当たって来なかった。

しびれごなとアロマセラピーで差別化できなくもないがやはり特徴として弱すぎた。宿り木が無いのもかなりポイントを落としていた。

第五世代、ゴツゴツメット夢特性ほうしによりフシギバナより接触技に強く出られるという個性を得て少し立場が上向いた。

六世代は特攻が10上がったのに加え接触技が増え、キノガッサマリルリなど役割対象も多くいるので実用性はさらに上がっている。



パラセクト  E G G F F F


ダブルとシングルで評価が違ってくることで有名。ダブルでは中堅以上の使用率だそうな。ただしシングルにおけるスペックは散々。

電気に繰り出せた第一世代は最もマシな時代。第二世代はねむねご全盛期であり、催眠技自体がやや下火だった。第三世代以降はご存知キノガッサに個性を奪われ完全にオワコンとなる。それでも四世代での特性乾燥肌、気合の襷の登場はパラセクトにとって大きかったと言える。



モルフォン  E E E E D D


そこそこの速さと眠り粉、バトンタッチを兼ね備えた唯一の存在で、ペンドラーが出てくるまでは虫/毒最強のポケモンとして長い間君臨してきた。(他にまともな虫/毒がいなかったため)

バトンしかまともな使い道がないくせに積み技に乏しいという問題があったが五世代で蝶の舞を習得、蝶舞バトン使いの代表格として中堅クラスのポケモンに。




とりあえずここまで。